すっかり忘れかけていましたが、初志貫徹。
ボランティア記、行きます。
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<なれそめ>
私が参加したのは、個人企画のボランティアバスだった。
震災直後、仕事で訪れた千葉県旭市の避難所で、炊き出しをしていた学校の先生が、
後日、「個人で東北にボランティアバスを出したい。紹介してくれないか」と連絡をくれた。
最初はただ、紙面で紹介するつもりで話を聞いていたんだけど、
先生から「SHINJOさんも行ってみたら?」と誘っていただいて。
私はボランティアなんてものに今まで一度も関わったことがないし、
正直、あんまり興味もなかった。なんか「してあげてる」感に違和感があって。
でも、誘いに「うん」と答えてしまった以上、後に引けなくなってしまい。
そんな不純な動機でした、皆さんすいません(ぉぃ)
参加するにしても、何を用意したらいいのか分からず、
とりあえずボランティアマニュアルなるものを参照。
(マニュアルはこちらから見れます)
http://msv3151.c-bosai.jp/?module=blog&eid=13634&blk_id=13403仕事を終えて、ホームセンターに直行。
・安全靴タイプの長靴(そこまで本格的なものではないけど)
・軍手
・肩まである厚手のビニール手袋
・ゴーグル(500円くらいの)
・防塵マスク
・スコップ(園芸用)
必要最小限と思われるものを購入。向こうで足りない物を買えるか分からないからね。
<4月28日夜>
集合場所の千葉みなと駅前に向かい、
参加費2万円とボランティア保険のお金を受け付けで支払い終了。
午後10時35分、予定時刻から35分遅れて(!)
出発。東京駅を経由して、目的地の宮城県岩沼市へ向かった。
参加者は主催者の先生家族を入れて54人。
バスの中で、全員が軽く自己紹介した。団体バスだけあって、初心者が大半。
中には還暦を過ぎて、「初めてボランティアに参加しました」というおじさんもいた。
ビックリしたのは、1人で参加している20〜30代の女性が多かったこと。
ツアーという安心感も手助けしているようだ。ま、私もそうだけど。
10代の子もちらほらいて、男子高校生3人組の姿も。みんな志高いのね。
それよりもビックリしたのは、バスの席に着いた瞬間から、
隣の人と「どこからですか〜」と会話を交わす声があちこちから聞こえてきたこと。
まるでここはニューヨークの地下鉄か!とつっこみたくなるくらい、みんな
超フレンドリー。山手線でこれやったら気味悪がられます。
目線が前を向いている人たちだからこその雰囲気かな。敬服しますた。
私はとにかく仕事で疲弊していたので、短い睡眠時間をとる。
<29日午前4時15分>
福島県にある、東北道国見SAに到着。半分うつらうつらしながら、
休憩所に向かう。

GW中だったのもあるんだろうけど、思いっきり混雑。
ガードマンのおっさん2人が、入り口で忙しそうに交通整理していた。
「朝一番に仙台に行くトラックや乗用車が多いんですよ」と先生。
ボランティアバスらしき大型車両も、何台かあった。
ナンバーも、大宮、所沢、柏など県外ばっかり。帰省かな。ボラかな。
駐車場の奥にあるGSも、長蛇の列ができていた。
(続く)
posted by shinjo at 18:17|
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